40,000DWT型ばら積み運搬船
「HIGH BULK 40SE（スーパーエコ）」

特長

1. 先代モデルの特長を受け継ぎつつ、コンベンショナル燃料使用での環境性能を大幅に向上しています。
2. 株式会社名村造船所独自開発の『Namura flow Control Fin(NCF)』、『舵付きフィン(Rudder Fin）』及びその他付加物を装備し、推進性能の向上と共に燃料消費量の低減を図っています。 また船型の最適化により飛躍的な環境性能の改善を実現しました。
3. 2025年1月1日以降の契約船に義務付けられているEEDI Phase3を先行して達成した船です。
4. 5つのセミボックス型貨物艙と広い艙口を有したまま、180m制限港への入港が可能なように全長を短縮しております。
5. デッキ上にログ（木材）積みを行う為に上甲板に固定式及び起倒式のスタンションをオプション装備できます。
6. 各ハッチカバー間の船体中心線上に4基のデッキクレーンを装備しており、荷役設備が無い港湾でも荷役作業が可能です。
7. 主機関および発電機関はNOx排出量低減装置の採用により、海洋汚染防止条約(MARPOL条約)によるNOx排出規制(Tier III) に適合しています。
8. バラスト水処理装置を搭載しており、バラスト水の水質を制御することで海洋環境の保護に努めています。
9. シップリサイクル条約にて作成が要求される有害物質一覧表（インベントリ）に関する船級符号（IHM Inventory of Hazardous Materials）を取得しています。